MacOSのパソコンでDVDを再生するには、標準搭載の「DVDプレーヤー」を使うのが普通です。ただし、「DVDプレイヤー」はBlu-rayディスクや一部の種類のDVDディスクの再生に対応しません。その場合は、別途で再生ソフトをインストールする必要があります。
本記事は、「DVDプレイヤー」の他に、Mac向けの無料Blu-ray/DVD再生ソフトを紹介します。また、無料再生ソフトの他に、Blu-ray視聴用の定番有料ソフトや地デジを録画したCPRM DVDに対応する有料ソフトも紹介します。

Mac用Blu-ray/DVD再生ソフトおすすめ
・Leawo Blu-ray Player Mac（無料・一番おすすめ）
Leawo Blu-ray Player Macは完全無料ブルーレイプレーヤーソフトとして、Blu-rayもDVDも綺麗に再生できます。そのほか、ISOイメージファイル、4K動画、CD、MOV・MKV・AVI・FLV・WMV・MP4などの動画形式にも対応します。最新のビデオ/オーディオコーデック技術を持って、ほとんどすべての暗号技術をサポートします。

最速の読み込み速度や無損画質及びDTS-5.1/7.1オーディオと高音質の立体音をサポートして、臨場感溢れる映像を再現できます。それに加えて、外部字幕の追加、音声デコード（Dolby / DTS / AAC / TrueHD / DTS-HD など）の調整、スキンの変更などの機能も備えて、Macが優れた視聴体験を提供してくれます。

・VLC media player for Mac（無料）
VLC Media Player for Macとは、世界的にかなり有名で、DVDディスクをはじめ、あらゆる動画形式を再生できる無料メディアプレイヤーです。そのほか、ほとんどのオーディオフォーマットにも対応、コーデックパック不要です。インタレースの解除、アスペクト比の変更、キャプチャなど多彩な機能を備えています。

VLC Media Player for MacはDVDを再生できますが、Blu-rayを直接に再生することができません。VLC Media PlayerでBlu−rayを再生するには、AACSの復号ライブラリをインストールする必要があります。
VLC Media PlayerにAACSの復号ライブラリの追加する方法については、下記の記事をご参照ください。

・Macgo Mac Blu ray Player（有料）
Macgo Mac Blu-ray PlayerはBlu-ray・ISOファイル・BDMVフォルダー・4K UHD ビデオを綺麗に再生できるメディアプレーヤーです。MacBook Airや Proなど、Mac OS X 搭載モデルに対応します。DTS 5.1、Dolby TrueHD、Audio DTS-HD、Master Audioをサポートし、オリジナルの音質をそこなわない高音質再生ができます。
ただし、地デジや衛星放送を録画したCPRM DVDは再生できません。

・Cyberlink PowerDvD（有料）
Cyberlink PowerDvDは市販・レンタルDVD、Blu-ray、地デジ放送、BS デジタル、CS 放送などを録画したCPRMディスクを再生できるプレイヤーです。そのほか、360 度 のVR 映像、YouTube動画、Vimeo動画、HDR 映像、HEVC/H.265 など、幅広い動画ファイルに対応します。さらに、PCでの再生だけでなく、TVやスマホに映像を転送して視聴できます。

Leawo Blu-ray Playerでブルーレイを再生する方法
上記に複数の再生ソフトを紹介しましたが、やはり一番おすすめのはLeawo Blu-ray Player Macです。無料ですし、気軽にBlu-ray・DVDを再生できます。しかも地デジ番組を録画したDVDに対応する有料ソフトならかなり高いです。Leawo Blu-ray Player MacはCPRM対応のブルーレイドライブがあれば、地デジ番組を録画したBlu-rayも再生できます。
次に、Leawo Blu-ray PlayerでBlu-ray・DVDを再生する方法を説明します。


利用ガイド：
・Leawo Blu-ray Playerをダウンロードして起動します。
・Blu-ray/DVDディスクをドライブに挿入すると、ソフトは自動的にディスクを認識します。
・「ファイルを開く」ボタンをクリックして、またはドラッグ&ドロップでディスクファイルを追加してもいいです。

「iPadにDVDを取り込んで鑑賞したいと思っております。なにか簡単にできる方法はありませんか？」

外出先でもDVDを視聴したい時はどうしますか？実は手持ちのiPadで簡単にDVDを再生できます。本記事は、DVDをiPadで再生させる2つの方法を紹介します。

Wi-Fi接続対応のDVDドライブで見る方法

Wi-Fi接続対応のDVDドライブといえば、わざわざケーブルで接続しなくても、ワイヤレスでテレビやパソコンで再生することができます。もちろん、従来の外付けドライブと同じように、ケーブルでパソコンに接続することができます。

ドライブに対応する専門のアプリをダウンロードすると、iPhoneやiPadで直接DVDを見ることも可能です。家でも旅行や出張中でも、自由にDVDを楽しむことができます。

しかし、こういうDVDドライブでDVDをiPadで再生することも幾つかのデメリットがあります。
デメリット
①Wi-Fi接続が不安定
電波が弱い場所で利用するなら、映像が乱れる可能性があります。
②バッテリーがすぐ無くなる
外出中に長時間にドライブを利用すると、充電量不足になるので、モバイルバッテリーを常に持っている必要があります。
③ちょっと面倒な気がする
いつもドライブがデバイスの近くにあることを確かめる必要があるので、外出の時に使うのが少し面倒です。また、荷物も増えてしまいます。

これらのデメリットを避けるために、変換ソフトを利用して、DVDをMP4などの動画形式に変換して、iTunesで同期する方法をおすすめです。ここで、Leawo DVD変換という変換ソフトを紹介します。

Leawo DVD変換でDVDを変換する方法
Leawo DVD変換はDVD動画を外出先でも手軽にiPad/iPhoneで楽しめるために、特別に設計されたソフトです。どんなDVDでも、ディスク内の動画をiPadで再生できる形式に変換することができます。動画形式だけでなく、DVDの動画から音声を抽出して、MP3のような音声ファイルに変換することも可能です。
iPadでより便利に再生するために、Leawo DVD変換に編集機能も搭載されていて、個人の好みに合わせて徹底的にカスタマイズできます。映像の時間をカットしたり、透かしを追加したり、画面の輝度を調節したりすることができます。字幕と音声言語はもちろん、映像のビットレート、解像度やアスペクト比、音声のコーデック、チャンネルさえもが調整可能です。最高の映像品質で動画をご覧いただけるように、すべての機能が最適化されています。

では、4ステップの簡単な操作でDVD動画をiPad用に変換して、取り込む方法を見てみましょう。

ステップ1：DVDディスクを読み込む
ソフトウェアを起動したら、「変換」モジュールをクリックします。画面の上にある「Blu-ray/DVDを追加」ボタンをクリックして、DVDファイルを追加します。

DVDの読み込みが完了した後、3つのモードでDVDの動画を変換することができます。
・フルムービーモード：全てのタイトルを変換する
・メインムービーモード：主タイトルのみを変換する
・カスタムモード：複数のタイトルを変換する

ステップ2：動画の出力形式を設定
ソフトウェアに変換予定のDVDのコンテンツが表示されます。ご希望の動画や音声言語を自由に設定できます。「MP4-Video」をクリックすると、コンテンツの出力フォーマットを設定することができます。

また、出力形式を変更する時に、「端末別」で対応の端末機種を選択するだけで、出力フォーマットが自動的に設定されます。

ステップ3：変換を開始
ソフトウェアの右上にある大きな緑色の「変換」ボタンをクリックして、出力動画の保存場所を設定します。再び「変換」ボタンをクリックすると、変換が開始します。

ステップ4：変換後の動画をiPadへ転送
iPadをUSBケーブルでパソコンと接続します。変換後の動画をiTunesのムービーライブラリに追加して、iTunesと連接したiPadを同期します。

OBS Studioとは、ゲーム生配信向けの無料専門配信ソフトです。また、画面録画機能も搭載されていますので、録画ソフトとしても有名です。
初心者の場合は、OBS Studioの使い方が難しく感じてしまって、録画できない場合もあります。本記事はOBS Studioで録画できない時の解決法（録画画面がカクカクする/重い・音ズレが発生する・音声が入らない）を詳しく解説します。また、初心者でも簡単に使えるOBS Studioの代替ソフトも紹介します。

OBS Studioで録画できない時の対処法
・録画画面がカクカクする・遅延する・重い
OBSの録画でカクつく現象が起こる場合はPCスペックの不足が問題です。OBSで録画する時は、CPU使用率が高くなり、PCの動作も重くなります。どうしても録画したい場合は、解像度などを下げる必要があります。

対処法：
①「設定」-「出力」-「出力モード」-「詳細」-「配信」-「エンコーダ」を「x264」以外に設定する
②「設定」-「映像」-「出力（スケーリング）解像度」を下げる（例：1080p→720p）
③「設定」-「映像」-「FPS共通値」フレームレート）を「30」に下げる
④起動中の他のソフトを終了する

・録画画面がカクカクする・遅延する・重い
OBSの録画で音ズレが発生する場合もPCの性能不足が最も多い原因だと思います。まずは上記【録画画面がカクカクする・遅延する・重い】と同じように設定して、コマ落ちを減らす必要があります。もしそれでもだめなら、以下の対処法を試してみてください。

対処法：
①「音声ミキサー」-「デスクトップ音声」の右にある「歯車」アイコンをクリックして、「デバイスをタイムスタンプを使用」のチェックを外す
②「音声ミキサー」-「デスクトップ音声」にある「歯車」アイコンをクリックして、「オーディオの詳細プロパティ」を開きます。「同期オフセット」に任意の数値（マイナス値も可）を入力して調整する（例：100ms＝0.1秒；0.1秒遅らせる場合は100msを入力する）
③「設定」-「音声」-「一般」-「サンプリングレート」を「44.1kHz」か「48kHz」に変更する

・録画画面で音声が入らない
OBSで録画する時に画面が映っているのに、ゲーム音が入らないとかBGMの音が出ないとか音声が入らない場合はOBSの設定ミスなどが原因です。

対処法：
①OBS Studioを再起動する
②PC画面右下にスピーカーアイコンを右クリックして、「音量ミキサー」を開き、OBSの音量がミュートになっているかを確認する
③他に起動中のキャップチャーソフトを終了する
④「設定」-「音声」-「デスクトップ音声」を「既定」にする

OBS Studioは無料で利用可能ですが、最低限の知識が必要です。初心者にとって設定が難しく感じるかもしれません。もし前述までの対処法を試してもできないなら、別の初心者向けの録画ソフトで録画するのを推奨します。

初心者でも簡単に使えるOBS Studioの代替ソフト
ここで、専門知識など一切必要なく、誰でも簡単に使えるLeawoスクリーンレコーダーという専門録画ソフトをお勧めします。
Leawoスクリーンレコーダーは、パソコン操作/ゲーム実況/オンライン授業/Webカメラなど様々なシーンで使える多機能専門録画ソフトです。なんとAbemaTV、TVer、Netflixなどの動画配信サービスの録画保存にも対応しています。Leawoスクリーンレコーダーでは、任意録画範囲の指定、予約録画機能、タイマー録画、マウスカーソル非表示、リアルタイム編集、ウォーターマーク追加などの機能も搭載されており実用的です。

次に、Leawoスクリーンレコーダーを利用して簡単にPC画面を録画する方法を説明します。
ステップ1
Leawoスクリーンレコーダーを起動します。
「スクリーンレコード」モジュールを選択します。

ステップ2
録画範囲をフルスクリーン、対象エリアなど任意の範囲に指定することができます。

ステップ3
録画配信を指定した後、音声の出力先や音量を設定します。
設定完了後に、赤い「REC」ボタンをクリックして、3秒のカウントダウンが終わったら、録画が開始します。

ステップ4
録画開始後、録画画面の下にコントロールパネルが表示されます。赤い「停止」ボタンをクリックすると、録画が終了します。

ステップ5
録画が終了すると、「録画履歴」パネルが表示されます。ここで、録画した動画を再生・管理することができます。

右にある「録画ファイルをDVD/Blu-rayに焼く」をクリックすると、
直接に動画をDVD/Blu-rayディスクに書き込むことができ、家庭用プレイヤーで視聴することができます。